エコに貢献できる自然素材

nurikabe

エコ住宅と言うことを考えると、自然素材が目に留まると思います。
確かに自然素材を使った住宅はエコでもあるのですが、逆にメンテナンスが大変という事もあるため、そのメリットとデメリットを考慮しながら採用したほうが良いでしょう。
あまり自分でメンテナンスがかけられない家庭では、かえって業者にメンテナンス費用を依頼して高く付いたと言うこともあるからです。
自然素材の代表的なものの中で、珪藻土と漆喰の違いを紹介します。

 

珪藻土のメリット

珪藻土のメリットは自然素材の壁材として注目されています。
最近ではDIYとして利用できる商品も売られていて、ご自分で作業される方も居たりします。
昔から使われている塗り壁の土壁や漆喰と似ていますが、より機能性を持たせた商品として人気が出てきているようです。

 

植物性プランクトンが化石化したもので、次のような特徴があります。

熱に強い
保温性に優れている
湿度を吸収したり吐くことで調湿作用が得られる
有害物質の吸着
DIYでも塗りやすい
表面の仕上げが自由で模様が付けられる

 

珪藻土のデメリット

良い素材のように感じられますが、実はデメリットも存在しています。
それは、珪藻土として売られている商品のほとんどが、混ぜ物をしているということです。
混ぜ物に化学物質が入っていないという保証はありませんし、必ずノリの成分の確認が必要となってきます。
DIYで塗れる商品では、シックハウスの基準である☆が多い商品を選ぶようにしましょう。

 

地震や建物の収縮や膨張によって、ヒビが入りやすい。
この点は、ご自分でメンテナンスができる方なら解消できます。
DIYで売られている商品を買ってきて、補修すればヒビは目立たなくなります。
ただし、珪藻土のノリは固まってしまうため、開封すると凝固しやすいため、少量タイプをその都度買うようにしましょう。

 

ぶつかるとはく離しやすい。
珪藻土は物がぶつかったりすると、表面が剥離しやすいという特徴を持っています。
腰板を張って掃除機などが当たらないよう工夫するなど、対処しましょう。

 

塗り壁なら漆喰の方がお勧め

私もDIYで塗り壁に挑戦してみたいと思っているのですが、色々と調べていくうちに、塗り壁は珪藻土よりも塗り壁の方が良いことが分かりました。
喘息やアトピーがある私にとって自然素材はとても魅力的なのですが、調べてみるとほとんどの珪藻土商品に混ぜ物がしてあり、その成分が体に悪いみたいなのです。
壁紙のノリで喘息になってしまう私にとって、混ぜ物の成分はかなり重要なのです。

 

また、漆喰の場合はノリに海草を使った100%天然素材のものも存在する事がわかりました。
今珪藻土が自然素材としてブームですが、昔から使われていた漆喰の方が本当の意味で自然素材だったよう。
もちろん、科学的な混ぜ物をしている漆喰商品もあり、商品の成分はチェックしてみて下さい。
私が選んだ商品は下記の2つでした。

 

天然素材で作られた漆喰は固まり難く、補修用としても取って置けるのです。
この点でも漆喰の方が優れていますね。
珪藻土の方が調湿効果が高いのでは?と思っていたのですが、漆喰にも効果があるようです。

 

 

 

ライムストーン(石灰岩)、雲母、パーライト(真珠岩)、のりにはでんぷんを使用と、天然素材である点がお勧めポイントです。
ホルムアルデヒド、キシレン、トルエン等の揮発性有機化合物、バインダーと呼ばれる石油系ボンド類は全く含まれておらず、アトピーは喘息の方にもおススメと記載されています。
カラーが豊富で塗りやすさもありそう、ホルムアルデヒド等級 F☆☆☆☆と言う安全性も嬉しい。
お試し商品があり、試してから本商品を買えるというメリットもあります。
仕上がりはどちらかと言うと洋風といった感じです。

 

 

 

天然のノリを使用した商品で、信頼できる商品だと思います。
価格も手ごろで色も豊富なのですが、ちょっと和風?な感じではあるのでしょうか?
こちらの商品は真っ白でもっと安価な商品もありますが、こちらの商品が一番DIYには向いていそうだと思いました。