子供が居る家庭は川の字で寝るのがおススメ

子供が小さいなら、「川の字」で寝られる和室の寝室を1つ設けておくのがおススメです。
海外では赤ちゃんの頃から自立心を養うのか?子供は別室というのが当たり前です。
しかし、日本では和室で寝るという習慣があるため、家族で川の字のように並んで皆で一緒に寝るということも珍しくはありませんね。
子供は別室の寝室が良いのか?
それとも川の字で一緒に寝るのが良いのでしょうか?

 

日本では殆どの子供は添い寝の経験があり

日本では昔から子供と一緒に寝るという習慣があるため、今でも添い寝は多いようです。
子供が大きくなったら別室と言うことはあっても、子供が小さい頃は家族みんなが同じ寝室というケースは非常に多くなっています。

 

小さい頃を思い出してみると分かると思いますが、家族みんなで寝ると深い愛情を感じられたと思います。
私は寝る前に家族みんなで会話をするのがとても好きでした。
一日にあった事を話したり、何気ない会話でもとても楽しかった記憶があります。
テレビやパソコンなどがある現代ですが、何も無い寝室で家族みんなで過ごす事は、とても貴重な体験になると思います。

 

添い寝で愛情豊な子供に育つ

愛情をかけられた子供は、将来大人になると子供にも愛情をかけられます。
しかし、子供の頃に愛情を感じなかった子供は、大人になるとどうやって愛して良いかわからず、自分の子供にも愛情をかけられないと言われています。

 

愛情をかけるという意味で、添い寝はとても重要な事なんだと思います。
「子供の将来は『寝室』で決まる」と言う書籍にも記載されていますが、添い寝をする子供は良い子供に成長する可能性も高いのだとか。
川の字で寝るときに、子供の位置で迷ったらどのように寝てみるのか参考にしてみても良いと思います。

 

寝室は和室が良い

川の字で寝るためにも、寝室には是非和室を1部屋取り入れてみることをおススメします。
将来夫婦の寝室となる場所を和室とする場合も良いと思いますが、子供部屋をあえて和室としてみるのも良いのではないかと思います。

 

畳の効果は様々なものがあるからです。

○湿度を調節する
○音を吸収する
○クッション性がある
○フィトンチッドと呼ばれる植物が持つ香りで癒される
○空気を綺麗にする
○冬暖かく、夏涼しい

 

色々な効果がありますが、畳は集中力を高める効果もあり勉強を畳の部屋で行った方が良いのだとか。
子供部屋はフローリングしがちですが、あえて畳の部屋にしてゴロゴロできる環境にするのも良いと思います。
子供の部屋を仕切らずに、可動式の間仕切りを設置して、子供が小さい頃は家族全員で川の字となって寝られる大解放のスペースとしても良いと思います。

 

子供が過ごす部屋を畳としてしまうと、畳が傷みやすいというデメリットはありますが、シックハウスを防いだり、集中力を育てる点や、リラックス作用などを考えるとメリットは高いでしょう。

 

畳などに使われるイグサには子供の集中力を持続させる効果が認められることが、北九州市立大の森田洋准教授(生物資源工学)の研究で分かった。

香りや色、感触が適度に緊張をほぐして集中力を長続きさせるといい、六日に研究結果を発表する。

 

森田准教授は、福岡市内の学習塾に畳敷きの特別教室をつくって調査を実施。

 

中学一年生233人、小学五年生90人の計323人を対象に、畳教室と普通の教室で二桁から四桁の足し算や引き算を、30分間に何問解けるか調べた。
その結果、普通の教室で解いた問題の数(解答数)は平均129問だったのに対し、畳教室では平均約145問で個人の伸び率の平均が14.4%に上昇。
とくに小五の解答数の伸びは24.3%で中一の12.4%の倍だった。

 

正解率は普通教室88.5%、畳教室90.4%でほぼ一緒だったが、集中力には有意な差が表れたといい、森田准教授は「低学年ほど集中力の持続効果が望める。
学校や塾、子供部屋に畳を導入することをお勧めしたい」と話している。

 

森田准教授の分析では、イグサにはバニラに含まれるバニリンや、樹木と同じフィトンチッドなどの香り成分が含まれ、リラックス効果がある。
http://yamada-tatami.com/knowledge/index.html