発砲スチロールの家 ドームハウスとは?

通販生活で「ドームハウス」という記事を読みました。なんでも発泡ポリスチレンで出来たドーム型の家らしいです。
いわゆるおわんを逆さにした感じの家です。
イメージとしてはおもちゃの家だと感じますが、耐震性や断熱性にも優れており住宅としての性能は問題が無いそうです。

 

発砲ポリスチレンとで出来ていることから、耐久性やシックハウスが心配されますが、鉄の様に錆びなく、木の様に腐らない、軽い、リサイクルが可能な新しい家だそうです。
積雪にも耐えるようで、雪祭りにも展示されるようですよ。
ドーム型というのは、力を分散してくれる効果があるので、積雪の重みにも耐えるのでしょう。

 

ドームハウスの良い所は、価格が安いことです。
住宅としても十分使えるのですが、セカンドハウスとかコテージみたいに使うのもいいですね。
家としてはまだまだ実績も少なく、建てている家も少ないかもしれませんが、外観スタイルが他とは全く違うので他とは違う家を建てたいと考えている人にお勧めです。

 

 

 

この「ドームハウス」はリサイクルできる素材で、シックハウスの原因のホルムアルデヒトなども発生しないとか。
発砲スチロールで出来ているのだから、よく簡単な保冷や保温容器などにも使われるように、冬暖かく保温性優れているようです。
たとえホルムアルデヒトを発生しないつくりだとしても、24時間換気は必要なのでは?
食事を作るときや、入浴、洗濯物などから出る水分を外に出さなければ、家の中がジメジメしそうです。
お風呂にカビが生えるのと同じで、カビの原因ともなりますから。

 

家の中で悪いものは建材からでる有害物質だけではありませんよ。
喘息、アトピーにはカビやハウスダストを防ぐ事も重要です。
24時間換気を付けて、遊び感覚でセカンドハウスにするには面白い家だと思います。

 

 

ドームハウスには発泡スチロールの家だけでなく、木で作られたドームハウスや自作ドームハウスキットなどもあるようです。
デザイン性に優れたドームハウスですが、普通の家具は室内に入らない事もあり、似合わないかも知れません。
大きな家具をそのまま利用するというよりは、作り付けの家具を作る感じでしょう。
ほとんどの家具では、四角いデザインになっている為、無駄なスペースが出来てしまいます。
また、外観デザインが変わっている為景観を厳しく制限している地域では難しいようです。
住宅密集地などは避け、山などの自然の多い地域や広大な土地を持っている人には向いていると思います。
あくまでもセカンドハウス的な存在だと思います。