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オール電化の住宅が、今、非常に人気が高いことはご存知かと思います。
もしかしたら、自宅をオール電化にしようかと検討中の方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただリフォームはしたいんだけど、そのための費用を考えると踏み切れない、という方もいらっしゃるかと思います。
オール電化後の電気代がご心配な方もいらっしゃると思います。
すべて電気にした場合では、それぞれかかる基本料金の分だけでもお安くなることが確実です。
北海道など暖房費が非常に高い地域では、暖房にかかる光熱費がもっとも重要になってきます。
ほくでんの計算上では、オール電化のタイプに関わらず灯油暖房に比べると光熱費の節約になると言っています。
石油価格の高騰が問題となっていますから、灯油ストーブの未来は無いと言っても良いでしょう。
オール電化とは、お風呂やコンロなどを全て電気で賄う仕組みです。
オール電化にすると光熱費の負担は軽くなります。
オール電化へリフォームをするとどうなるかと言いますと、お風呂は湯沸かし器から電気給湯器へ、コンロはガスコンロからＩＨへ変わります。
お風呂は電気以外では、ガスや灯油が使われていますが、電気の場合では深夜電力を利用しお湯を夜間の内にタンクにためる必要があります。
その為、電気温水器の設置場所が必要になってきます。
灯油やガスでは直接お湯を沸かすのに対し、巨大な温水器を設置しなければならないので、リフォームの場合では部屋を改装する必要も出てくる可能性もあります。
出来れば洗面所などお風呂の近くに設置できるスペースがあればよいと思います。
廊下や部屋の隅に置くのはちょっと見た目的にも悪いです。
廊下において周りを扉で隠す方法もありますが、メンテナンスの意味で回りにスペースが無ければなりません。

お湯を沸かしたい時にガスコンロだと時間が掛かってしまいますが、ＩＨだとすぐに沸騰してしまいます。
威力はすごいです。
また、ガスコンロと違って時間が経てば忘れていても自動的に電源が切れます。
だから、火事を防ぐ事ができますね。
ＩＨを利用する前では料理に必要な火力が十分でないと考えていましたが、実際に使ってみるとそのようなことは感じられませんでした。
だた、一つだけデメリットとしてフライパンの中心部分が特に熱が伝わりやすい事です。
フライパンによっては薄焼き卵を作るときに、真ん中だけ焼けている状態になって使いにくいと感じることがあります。
その点に関しては調理器具も改良されているので、問題ないと思います。
では、このＩＨクッキングヒーターを導入するには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
まずは、オール電化への足がかりとしてＩＨクッキングヒーターを設置したいところですが、その環境やＩＨの機種によっても異なりますが、おおよそ２０万から４５万円で導入が可能です。
ビルトインタイプのＩＨクッキングヒーターの場合、本体価格が約１５万～３５万円です。
取り付けの費用は、５万～１０万円になります。
また、ＩＨにするためには200V電源が必要となるので、一般家庭では100Vのためそれにかかる費用も必要になります。
設置型のガスコンロでは安いのであれば1～2万円程度の商品もあるので、ＩＨの本体はかなり高めと言えると思います。
さらに、電気給湯器であるエコキュートを設置するためには、だいたい５５万円から９５万円で導入が可能です。
エコキュートの本体が約４５万～８０万円、設置費用がおおよそ１０万～１５万円と言ったところです。
ただ、工事費については業者によって多少異なりますから、まずは見積もりを出してみることをお勧めします。
オール電化にするための費用は、決してお安いものではありませんから、業者選びをはじめる時点から慎重に行ないたいものですね。
エコキューとは国の助成金の対象となりますから、ある程度コストダウンは可能ですが、100万円程度かかってしまう事からオール電化を断念する方もいると思います。
北海道などの寒い地方では、暖房を電気タイプに変えなければならないので、それらにかかる設備費やリフォーム代もかかってきます。
すべてオール電化にリフォームする場合では数百万円単位でかかってくることになります。