アウロワックスと無垢材について

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アウロのワックスは、天然成分が木材にしみ込んでいくタイプのワックスだそうです。
パイン材などの無垢材のフローリングに適していると思います。

 

 

最近ではアレルギーの人も増えてきているようで、天然志向の傾向が強くなってきています。
家を建てる時や、リフォームをする時にフローリングを無垢のものにする場合もあるでしょう。
アウロのワックスと無垢材はとても相性が良く、家を建てた時にハウスメーカーの人からアウロワックスを進められる事もあるそうです。

 

我が家では、合板のようなフローリングで、塗装がしてありその上に透明な膜みたいのが張られています。
このようなフローリングだと、アウロの製品の特徴である染み込んでいくワックス材の特徴が活かせて無い気がします。
表面に薄いワックスの膜が付く程度で、直ぐに取れてしまう感じがします。

 

石油系のワックスは使用したことが無いので使用感は分からないのですが、アウロの場合はフローリングの上に塗った直後にその上を歩いても大丈夫だと思います。
木材にしみ込むタイプなので、乾きも早く、たとえ乾いていないとしても足に付いてもあまり気になりません。
アウロワックスは、合板のフローリングの場合は、塗膜がワックスを染み込みにくくするようですが、乾きが遅くベタベタする感じは無いと思います。
石油系のワックスだと、しばらく塗った箇所は利用できないようですね。
フローリングワイパータイプのワックスも売られていますが、小さなお子さまやペットのいる家庭ではやはり化学成分が足に付くのが気になってしまいます。
どちらもワックスが乾いていないから、そこを歩かないで!!と言っても分からないでしょうし。
ワックスかけをする時に、ストレスを感じてしまっては、ワックスをするのが嫌になりかねないです。

 

アウロのワックスは、水で薄めて使うので、ベタベタすることはありません。
合板のフローリングに塗られている樹脂塗装があるので、木材にしみ込むという感覚はありませんが、乾きも早く薄くコーティングされている感じがあります。
ワックスが取れてくると、床面がザラザラしてくるのが分かるのですが、アウロを塗った後はサラサラになります。
フローリングワイパーで毎日掃除をしているので、感じる事ができます。
たとえしみ込んでいない状態でも、ワックス効果はまったく無いという感じは無いと思います。

 

アウロワックスは、長期間持つタイプのワックスでは無いので、フローリングを水ふきするときにでも使用すると良いと思います。
「ワックスをかけるぞ」意気込みが無くても出来るので、あまりストレスは感じませんね。
ちょっとした場所の汚れが気になる場合では、薄めておいたアウロワックスを霧吹きの中に入れておいて、フローリングにシュっと吹きかけて雑巾で拭いたり、フローリングワイパーでふき取ったりしています。
その時ホコリがたくさん付いているフローリングシートは使用しない方が良いです。
ふき取った時にホコリがダマになってポロポロ取れてくる場合があります。