建築家と建てる家のメリット3

建築家と建てる家のメリットの記事では、ハウスメーカーで建てたことで後悔した事をあげました。
更に建築家と建てる家のメリット2では、そのデメリットを無くし、建築家と建てることによるメリットを紹介しています。
その続きをお話したいと思います。

 

私が建てた家は健康住宅が売りだったのですが、イザ家が建ってみると合板が多く使われていたり、壁もビニールクロス、無垢の木が使われている部分は殆どなかったのです。
ビニールクロスはもちろん知っていましたし、フローリングも合板である事は知っていましたが、家中どこを見ても合板だったのには驚きでした。
家久しぶりに入ると木の良い香りはするのですが、あくまでも合板なので、接着成分に化学物質を使っていると思われます。
シックハウスにならない基準で建てている、シックハウスにならない工夫がされているようですが、これで本当に健康住宅なのか?と疑問に思いました。
口コミなどを見ていると健康になった、子どものアレルギーが治ったというものもあったのですが、私はアレルギーが治る事は無かったです。
元々ビニールクロスの接着成分に極度のアレルギーを持っていたため、数年たった今でもアレルギー症状は治っていません。
シックハウスとなる成分が少ないという売りがあったのですが、使われている素材を改めて見るとお粗末だったのかな?と思います。アレルギーも酷くはなっていませんが、良くもならないという現状です。

 

シックハウスである、アレルギーがある人意外は特に問題は無いと思いますが、私のようにビニールクロスの接着成分でアレルギーが起こった経験がある人には、今の住宅は向いていなかったと感じます。
空気は確かにキレイなのですが、強制換気している意味もあるのかな?と思います。

 

建築家と建てる家は家に使われる建材を厳密に選んでくれるそうです。
本当に健康住宅を建てたいのなら、恐らく現在の最善の方法は建築家に頼む事です。
ハウスメーカーは自分の家のことはよく言います。
私がシックハウスは大丈夫ですか?と聞いたとしても、自分の商品には自信を持って「大丈夫です」と答えるはずです。
大丈夫か?は私が判断する事で、ハウスメーカー側がいくら大丈夫と言っても、第三者的な判断が無く明確ではないと思います。
そこで登場するのが建築家なのですが、第三者的な目で的確にシックハウスにならないか?をチェックしてくれます。
建築家は設計するだけだと思ったのですが、そういった建材の安全性をチェックしてくれる良心的な建築家も居るようですよ。
ハウスメーカーで家を建てる場合でも、建築家や設計事務所などに仲介に入ってもらえば、健康住宅に近い家になるかもしれません。しかし、オプションがかなり高く付くかもしれませんよ。