ランニングコストが安い暖房を考えてみよう

住宅を建ててから色々わかる事があるのですが、北海道の家にとっては暖房の選び方一つで、その後の生活でどのくらいのランニングコストがかかってしまうか決まってきます。

 

例えば、家では電気ボイラーにセントラルヒーティングのパネルヒーターを利用しています。
オール電化の中でも初期費用が一番安いタイプのようですが、ハウスメーカーからは特にこれ以外のプランは進めてくれませんでした。
いざ使ってみると電気ボイラー方のセントラルヒーティングは、電気代が結構かかりました。
一番寒い時期では電気代が3万円も来た事があり、ビックリしてしまいました。
電気代と言っても、夜間電力の温水器、日常使う電気代も含まれて居ますが、以前は燃料代も入れても5000円程度~2万円程度くらいしかかからなかったのでビックリですね。
オール電化のセントラルヒーティングでは築熱暖房の方が電気代は安いみたいです。

 

セントラルヒーティングを3年くらい経った時でしょうか。パネルヒーターの無料点検があったのですが、その時初めてパネルヒーターの中にある不凍液の交換が必要だと知りました。
だいたい工賃や不凍液の廃棄料なども含めて3万円くらいだったのでしょうか。
灯油ストーブの時には分解清掃が定期的に必要だったのですが、その金額と比べても高いですよね。
北海道で暖房を選ぶ時には、初期費用の比較、光熱費や燃料代の比較、それ以外にもメンテナンスにかかる費用というのも考慮しなければならないと知りましたね。

 

光熱費が安い、初期費用も安い、メンテナンスもかからないのは何かな?と考えて見ました。
また、ある程度初めにお金がかかっても、メンテナンスが必要ないかまたは自分で行える、そういったものが無いのかなと思います。
私が知っている限りでは、木の城たいせつではペチカ1台で暖房が住むのですが、1階に一般家庭の灯油ストーブが1台あり、煙の熱をレンガに溜め込んで2階へ熱を運んでいます。
灯油ストーブならメンテナンス費用も安い、ストーブ1台でよいので灯油代も安いのではないでしょうか?

 

他にもペレットストーブという選択方法も考えてみました。
機械ではないのでメンテナンス費用は殆どかからないと思いますから、ランニングコストの面で考えたら優れているのでは?
二酸化炭素は木が吸った酸素とプラスマイナスとなるため、二酸化炭素を出す事も無いそうです。
まだ普及していないので、灯油に比べるとペレット代が高いのですが、二酸化炭素を出さない地球に優しい暖房として良いなと感じています。
また、家はセントラルヒーティングで家中同じ温度なのですが、熱がない為結局は小さなポータブル石油ストーブを付けてしまっています。
せっかく安全で煙の無い暖房があるのに、火のぬくもりが欲しい為に、有害なガスが出る石油ストーブを使ってしまっています。
ペレットストーブや薪ストーブも全室暖房が可能で、1台でも2階まで暖かいそうですよ。