キッチン選びでよくある失敗例

 

 

キッチン選びでよくある失敗例を紹介します。

 

L型キッチンで作業スペースが狭く、収納が使い難い

一見広く見えるL型キッチンですが、角の部分が使い難いのがデメリットです。角の部分は物をおくスペースとなり、作業をするスペースとしては使い難い部分です。また、角のデッドスペースの収納をどう使うか?という事も問題になります。

 

冷蔵庫や食器棚をピッタリサイズにして交換ができなくなった

冷蔵庫や食器棚をビルトインすると、ピッタリサイズでまるで作りつけのように仕上げることができます。ピッタリサイズはとても気持ちが良いのですが、逆に考えてみるとそのサイズでしか交換ができなくなってしまいます。冷蔵庫を大型のものに変えたり、食器棚のサイズが変われば買うことはできません。ビルトインのようにピッタリサイズで作る場合、同じサイズのものでしか交換ができないことを知っておきましょう。

 

床材に拭き掃除をしやすい素材を選んだが滑りやすい

キッチンの床はタイルなど、気軽に水拭きしやすい素材を選ぶこともあるでしょう。しかし、素材の特徴をよく把握しないと、水や油が垂れたときに逆滑りやすくなります。テラコッタタイルなどザラッとしたものは滑りにくいのですが、表面がつるっとしたものは滑りやすいのです。また、タイルは素足で過ごすと冷たいため、結局マットを敷いてしまったというケースも見られます。スリッパを履いたり、床暖房を付けなければ快適に過ごせません。

 

キッチンに無垢のカウンターを付けたらシミになった

キッチンの調理台、カウンターなどに無垢材を使用するプランもあります。ナチュラルな雰囲気が良く、見た目がとても素敵ですね。しかし、無垢材は水に弱く水のシミなどが付きやすい素材です。表面を撥水コートしている場合でも、年数が経つにつれて剥がれてきますから注意しましょう。無垢材はインテリア性はあるけど、お手入れを行いたくない方やシミがつくとダメと言う方には向いていません。

 

西側の窓が熱い

キッチンは西側には設置しないほうが良いと言われています。西日が当たると、食品が腐敗するからです。窓を設置し西日が入ると暑すぎたり、食品が腐敗しやすくなるので注意しましょう。西側にキッチンを設置しなければならない場合、採光のために窓を付けるのは避けたほうが良いです。つけるなら高い位置に通気のための窓がおすすめです。

 

白熱電球では食品がよく見えない

キッチンには白熱電球と蛍光灯の2種類の照明を付けることをおすすめします。白熱電球は食材がオレンジ色ぽくみえ、蛍光灯では白っぽく見えます。明かりの種類によっても食品の見え方が違うからです。

 

奥行きのあるキッチンで収納が大変

あまり奥行きのあるキッチンを選ぶと、奥の部分の収納が大変になります。個人的には引き出し式のほうが、置くまで見渡せて使いやすいと思っています。