子供部屋にドアを付けない家の作り方

子供部屋にドアを付けない家の作り方が増えてきています。
今までは子供に個室を与えるのが一般的でしたが、子供と家族とのコミュニケーションを高めたり、引きこもりを避けるという意味であえてドアを付けない作り方が増えています。
また、子供は成長するまでしか家に居ないため、子供が巣立った後の事も考えて、あえてフリースペースにするという作り方もあるのです。

 

子供部屋は2階に作りますが、1階との距離を少なくするために吹き抜けを設けます。
子供が自分の部屋に居ても、常に1階の人の気配を感じられるといった感じです。
子供部屋はフリースペースにして、収納やベッドスペース以外は全て開放させます。
小さい子供の場合はこのようにフリースペースにしたほうが使いやすいですし、家が広く走り回るスペースとしても使えるみたいです。
ただし、中学生~大人になるまでは個室も必要となってくるため、寝室だけはプライベート空間にしたほうが良いと思います。

 

無印良品の家にこのプランが

子供部屋をあえてフリースペースとして、吹き抜けを通して1階のリビングと繋がりを設けるという形は、無印良品が提供する「木の家」というプランで叶いやすいと感じました。

 

無印良品はシンプルで長く使える、素材にもこだわっているというイメージがありますが、家もその通りピッタリです。
家はかなりシンプルな作りで、フリーな形。
1階と2階が吹き抜けや階段によって繋がっており、2階はオープンスペースとする事もできるようです。
部屋を区切るのではなく、全てのワンフロアみたいに考えてしまう作りって、後々リフォームもしやすいのではないかと思います。

 

下記の画像は無印良品の家のサイトからお借りしたものですが、これだけオープンになっているのって、とても気持ちが良さそうですね。
風の通り道を考えたり、暖房の効率さなども考えていて、シンプルなのに快適な家という感じがしました。
次に家を建てる機会があったら、無印良品の家も良いなと思っています。

 

mujirusi
http://www.muji.net/ie/kinoie/concept/

 

子供部屋は必要ない

子供部屋は必要ないのでは無いかと思います。
中学生など大きくなれば、プライベートな寝室は必要なのでしょうが、個室という概念は要らないように思います。
引きこもりが起きてしまうのも、子供のために個室を作ってしまうから。
あえて、子供部屋はフリースペースとし、寝室や収納のみ小さい部屋のようなものを、間仕切りで作るのも良いとおもいます。

 

子供部屋は実際に必要となるのは、中学生~20歳くらいまででしょうか?
5年くらいしか、個室というものを必要としないのです。
その年数の為に、わざわざ子供部屋を作ってしまうのはもったいないです。
子供部屋はフリースペースにし、子供の寝る場所は将来お客さんようとしても利用できると思います。
他のフリースペースは夫婦の趣味の場として活躍できます。

 

子供と親との関係も変わってきている

最近は「友達親子」と呼ばれることも多くなってきましたが、子供と親との距離はかなり近くなってきたと思います。
昔は親から逃げるために個室が必要だったけど、今は親と一緒に遊んだりもするから、家族でコミュニケーションできる場があった方が良いのです。

 

リビングをくつろげるよう広くしたり、スポーツルームやシアタールームなど、趣味の場所を作るのも良いとおもいます。
個室をそれぞれ設けるよりも、ちょっとした間仕切りや可動式のドアで仕切る方が住みやすいです。
それぞれプライバシーを必要とする事もあるため、見えるようで見えない、それでも気配を感じられるという関係が今の親子には心地が良いように感じられます。