建築条件付のメリットとデメリット

建築条件付きの住宅、一見便利そうに見えますが、デメリットも良く考慮した上で利用する必要があります。

 

例えば建築条件付の土地では利用できるハウスメーカーの種類が既に決まっている事が多く、数種類しか選べない、またはある特定のハウスメーカーでしか家を建てられないようになっています。

 

その建築条件にあるハウスメーカーが本当に希望の所であれば良いのですが、拘りの家を建てたいなら避けた方が良い場合もあります。

 

建築条件付の土地は契約までの期限が定められている事も多く、じっくりと吟味して家つくりをしたいと考えているなら時間が少ない場合もあります。人によっては半年など話し合いを十分して行っていく人も居ますから、自分で色々と拘って作りたいなら避けた方が良いでしょう。

 

家つくりは焦って作っても後で必ず後悔する所が出てきます。ハウスメーカーの進めるプランをちょっと手直しして作る程度でよいなら時間的にも十分なのですが、細かい部分にまで自分の拘りを入れたいなら建築条件付は時間が少ないです。窓一つとっても部屋の間取りをとっても焦って選ぶと良いことはありません。

建築条件付きで高いオプションが必要?

建築条件付の土地を購入する際に気をつけなければならないのが、ハウスメーカーが進めるプランに変更を入れる時に料金が発生するか良く確認しておきましょう。ちょっとした変更でもオプション料金が必要となり、その設計を断念してしまったのでは理想の家を作る事ができません。

 

色々と話を進めているうちに設計の変更をお願いしたくなり、契約してしまった後に高いオプション料金が必要だったという事が無いようにしなければなりません。

 

元々オプション料金が含まれていたり、ちょっとした変更は料金に含めてくれるような住宅業者は建築条件付きの土地として販売している事は少ないように思えます。

 

私のハウスメーカーも建築条件付きの土地として販売しており、後で変更をお願いしたらちょっとした事でも直ぐにお金がかかる所でした。そのためいくつも変更を断念した所もあります。希望を全て入れられた家つくりとは違っていますね。

 

しかし、建築条件付の所でも変更にオプション料金が付けられない場合もあるので、全てにおいて建築条件付の場合が悪いという分けではありません。また、元々提供しているプランでも特に問題ないなら建築条件付きのものでも良いですし、数多くのハウスメーカーから選ばなくても良いという手軽さもあります。

 

人によって建築条件付が良いのか、悪いのかは異なってくるので、そのメリットとデメリットを良く考える事です。どのような条件が付いていて、その条件が自分にとってデメリットにならないようにしましょう。

 

また、場合によっては建築条件以外のハウスメーカーで家を建てられる事もあるようなので相談してみましょう。