オール電化住宅の暖房費節約方法

石油価格の高沸により灯油ストーブに比べて燃料代が安いと考えられていますが、利用方法や契約プランによってはかえって灯油ストーブより高くなってしまうこともあります。例えば給湯器は北海道では夜間にお湯を沸かすドリーム8などを電気料金のタイプの設定している場合もありますが、この電気料金のタイプは夜間の電気料金が安い代わりに日中の電気料金は高めになっています。
ドリーム8の電気料金でテレビや炊飯器などの家庭電器、照明などの電気料金も一緒になっている事があります。
そこで新しく登場したのが、eタイム3で時間帯を3つに分けて料金を細かく設定した事で、オール電化の家では電気料金が安くなることがあるそうです。
対象のオール電化のタイプによっては利用できない事もあるようですが、この新しい電気料金のタイプに変える人が増えているそうです。
詳しくはほくでんのフリーダイヤルなどで確認してみてください。

 

給湯器は夜間お湯を沸かすタイプですが、設定によってはお湯が足りなくなったり温度が低くなった時には自動で追い炊きするタイプもあります。
入居した時は自動に設定されている事もあるので、説明書を確認し調べてみると良いでしょう。
また、日中に給湯器の電気を切ることが出来るなら、電気を切ってしまったほうが確実です。
我が家ではお湯が足りなくなった時には手動で追い炊きするタイプだったので昼間は稼動していないようです。
しかし、まったく電気が使われていないとも言い切れない為、本体の電源を切りたいと考えたのですがスイッチがありませんでした。
昼間追い炊きしている可能性が無いか調べる為、昼間は炊き上げを停止して調べてみました。
給湯器に通電されている電気も全て切ってしまったほうが良いのですが、夜間に電気を入れるのを忘れる事もあり、お湯が足りなくなる事も有るので注意しましょう。

 

給湯器と家庭の電気にかかる電気代は、平均して7000円後半から8000円の前半くらいで納まっています。
暖房を使わない夏季にはこの電気代しかかからないので、オール電化の電気代は1万円以下で利用できるという事になります。
冬では暖房代だけで1万円~15000円程度で、寒いピーク時には全ての電気代は3万円近くにもなっています。
エコキュートや蓄熱暖房を利用すれば冬でも2万円程度まで抑えられるかもしれません。

 

 

オール電化は1年目では使い方が分からなく電気代が高くなってしまうこともあります。
しかし、翌年からは暖房の使い方や給湯器の設定方法などの目途がつく為、ある程度節約方法も見つかると思います。
給湯器の種類によってはお湯を沸かす量を設定する事も出来るので、半分の量だけを毎日沸かすことも出来ます。
来客のある時には多少大目の量を沸かしておけばよいのです。
我が家の給湯器は細かい設定が無く、温度調整も高温と自動しかありません。
量も調整する事が出来ないので2日で1タンク使う程度なので、半分か三分の二のお湯の量にしたいのですが、その設定は出来ない為給湯器の節約は無理でした。
設備を最初から選んでいればその様な事は無いと思うので、いろいろと種類がある場合は設定の種類が多いほうが良いと思います。

 

 

最近の洗濯機では夜間にタイマーで行い、乾燥付きのタイプでは乾燥まで終えてしまう事も出来ます。
乾燥機が付いていなくても、部屋干し程度の簡単な乾燥機能が付いているタイプもあります。
その場合は少しでも濡れたまま放置するのは避け、タイマーで夜間電気料金に時間帯である早朝に行うと良いでしょう。
夜間電気のタイプであるドリーム8は、安い時間帯を自分で決める事が出来、夜の10時から朝の6時まで、夜の11時から朝の7時まで、夜の12時から朝の8時までの3種類から選ぶ事が出来ます。
変更するにはほくでんに電話するだけで良いので、朝に電気を良く利用する人は朝8時までのタイプに変更してみましょう。

 

 

オール電化ではパネルヒーターによる全室暖房、24時間暖房が基本なので室内のどこに居ても暖かなのですが、灯油ストーブのような火元が無い為温かみが無く寂しい時もあります。
ハロゲンヒーターなど補助的な暖房設備が有っても良いと思います。
北海道でオール電化にする場合は、高気密住宅が基本的になっているので、サッシの隙間から風が入る事はありません。
また、部屋のドアを全て開けていても良いので、仕切りの無い開放的な間取りも可能です。

 

 

オール電化で暖房費を節約するには、西日を利用する事も大切です。
南側や西側に大きな窓を取り西日が入るようにすると冬の間暖かです。
冬は太陽の位置が低いので、部屋の置くまで日差しが入り込みます。
夏は太陽が高いので、部屋に日差しが入り込む事が無く、西日が入り部屋が暑い事はありません。
北海道でのオール電化住宅は、西日を利用し暖房節約する効果も期待できます。
我が家でも行っていますが、室内飼いの猫が日向ぼっこをしたりして健康的にも過ごせてます。
夏暑すぎる事はありませんが、西日が気になるなら落葉の木を植えると良いと思います。
冬には葉が枯れて西日が入り込み暖房の節約効果が期待できますよ。